いつもペガサスIDCをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

当ページでも過去に幾度か言及させていただきました「ICP登録代行」に関しまして、再度ご案内させていただきます。

中国にある日系または中国系ウェブページ制作業者がICP登録の代行を行っているケースが多くあり、弊社にもこうしたお問い合わせをいただいております。「ICP登録代行」には、2つの種類があります。1つは「登録申請手続きを代行するケース」、もう一つは「登録申請に必要な法人の名義を含めて代行するケース」いわば名義貸しサービスです。

ICPの申請資格は、「中国国内において事業資格のある法人」があるかないか、ということが一つのキーとなってきています。これは、中国政府が定めている規定におきまして、中国国内に事業登録を行っていない会社はウェブページの開設を認めていない、つまりICPを申請することができないことに起因しております。

また、ICPには2つの種類があり、経営性ICPと非経営性ICPがあります。現状、外資系企業で取得できるのは非経営性ICPのみであり、経営性ICPは基本的に外資系企業は取得することができません。かりに中国資本の会社があったとしても、経営性ICPは、資本金100万元以上を必要としており、同時に社会保険加入者員が8人必要である、などと、非常にハードルが高く設定されています。

「ICP登録代行のための名義貸し」サービスは、中国市場に進出したいが、まだ現地法人ができていない、という要望の中で生まれてきたサービスであると思いますが、弊社のスタンスとしては、こうしたサービスは、法的にはウェブページのコンテンツを含むサービス全体の帰属権がお客様ではなく「代行業者」になってしい、コンプライアンス上グレーな点が多く、現に多くの会社様でトラブルになるケースが多いようです。

弊社の判断としては、こうしたグレーなサービスは、お客様の利益にも合致せず、同時に法的な問題点も非常に多くあるため、創業期よりこうしたサービスはお取り扱いしておりませんが、弊社では中国に現地法人のある企業様向けにICPの登録代行を行っております。また、中国国内に現地法人をお持ちではないお客様向けには、スピード的にも国内サーバーと遜色なく、同時にコンプライアンス上も問題がない、弊社香港サーバーをご案内させていただいております。

弊社では、各種サーバーのお試し期間を設定しておりますので、ご入り用の際は、お問い合わせフォームまたは電話にてお問い合わせいただければ幸いです。

今後とも、ペガサスIDCを、何卒よろしくお願い申し上げます。