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昨今、日本の業者様でも支付宝(アリペイ)などの提携して、日本でECサイトを開設したり、また中国からのインバウンドを期待されて中国語のホームページを開設されるお客様が大変おおくおられます。

弊社でも、こうしたお客様の案件に誠心誠意お答えしておりますが、中国国内から日本のサイトを見た場合、かならずしも中国人消費者が100%閲覧できる環境ではない、また安心してショッピングできる環境ではないことを、まずアドバイスさせていただいております。

【中国国内で商用サイトを開設するのは難しい】

まず、中国国内でECサイトなどを置きたい場合、これまでも弊社ブログまたはサイトで掲載させていただいております通り、経営性(商用)ICPライセンスを取得する必要がありますが、これは外資系企業では基本的に取得が不可能となっております。ですので、かりに「習得が可能」「代行」と書かれている場合は、法律的には灰色、または黒い状態であることを認識しておく必要があります。これまでに弊社にお問合せいただいたお客様でも、こうした被害に合われたお客様が数多くありますので、上記の点、まずご注意ください。

【日本サーバーで中国語サイトの開設は致命的なボトルネックが多すぎる】

では、大多数のお客様は「中国国内でサイトの開設ができないのなら、日本で中国語サイトを開設すればよい」となり、冒頭の文章のとおりになるわけですが、これには大きな問題が存在しています。一つは、中国国内では検閲などもあることから、特定のキーワードなどが含まれている場合、リアルタイムで閲覧しているページが見えなくなったりしてしまうこと。もうひとつは決済ページなどの重要なページで落ちてしまったりといったことが非常に多くあります。これは、決済の際のトランザクションなどが複雑な場合に多いようで、日本と中国の回線スピードも起因しているといえます。つまり、検閲と回線スピードの2つがボトルネックとなっている、という事実をまず認識する必要があります。加えて、日本国内のサーバーですと、中国語検索エンジンのクローラーが入ってきにくこともあり、検索結果に反映されにくいというSEO上のボトルネックも存在しています。これらはすべて致命的なボトルネックと言えます。

やはり中国進出、中国市場展開に際しては、スモールスタートを望まれるお客様が圧倒的ということもあり、弊社でも各種サービスを充実させておりますが、上記の3つの致命的なボトルネックを解消する、現状もっとも良い方法として香港サーバーをご提案させていただいております。

【香港サーバーが現状最も低リスク】

香港サーバーでは、上記3つの致命的なボトルネックのうち検閲という点に関してのリスクヘッジとして、弊社では中国大手ポータルサイト出身者などを検閲担当としてアサインしており、弊社ご利用のお客様に限って、事前にアップされる情報などを別途契約でご開示いただければ、弊社側で一度チェックさせていただくサービスを提供しております。また回線面ではペガサス香港サーバーでは北京、上海、広東などの沿岸部はもとより東北地方や西北部などの内陸部をふくめた中国全土に対して非常に高速な回線で結ばれているため、日本のサーバーとは比較にならないほどの安定した高速性を実現しております。またSEO上のボトルネックに関しては、弊社の香港サーバーでは中国語圏の情報中心地に位置していることもあり、また上述の通り中国全土に対して非常に高速な回線で結ばれているため、SEO効果も極めて高いことが実証されています。そのため、ECサイトやランディングページ、観光情報ポータルサイトを日本国内の業者様のサーバーに開設されるより、遥かに安全かつ効果の高い環境をご提供できます。

【香港ECパッケージを鋭意準備中】

また、弊社では香港における決済代行サービスも企画しております。これは日本国内の支付宝(アリペイ)代行決済会社様や銀聯カードなどの決済代行会社様は、該当ウェブサーバーを日本国内に設置することを前提条件としているためで、日本国外のサーバーでのセットアップをサポートしていないことから、国外サーバーでの中国語ECサイトなどが非常に開設しにくくなっているというお客様からの要望が大変多く、現在鋭意準備中でございます。対応決済機関としましては、支付宝(アリペイ)、銀聯カード(ユニオンペイ)、VISA/Masterカード、JCBなどを想定しております。開始時期などの詳細に関しましては、別途弊社までお問合せください。

ペガサス香港サーバーでは、共用サーバーから専用サーバーまでお客様の規模に合わせてサーバーをご用意させていただいております。中国進出、中国展開をスモールスタートで行うのに最適なペガサス香港サーバーを、是非ご利用ください。