南北問題とは

一般的に中国のインターネット接続サービスは、中国電信(China Telecom)と中国聯通(China Unicom)の2巨頭が独占している、と言われていますが、実際の中国はさらに複雑になっており、中国市場をもれなくカバーするためにはこの2巨頭だけ では不完全な状態である、ということはあまり知られていません。ですので、一般的に言われている双線(中国電信と中国聯通の双方の回線)対応、南北対応、 南北互聯互通とうたわれている業者様の情報は、中国全土に対してスピードや接続性が優れているとは断言することができません。

電信と聯通だけでは不十分

弊社のペガサスチャイナIDCでは、中国の消費者がインターネットを使う際に自ずと使用している全てのバックボーンを網羅しています。弊社が対応し ているバックボーンは中国電信(China Telecom)中国聯通(China Unicom)は当然のこととして、加えて中国教育網(CERNet)中国鉄通(China Railcom)長城寛帯(Great Wall Broadband Network)中国移動通信(China Mobile)中国衛通(China Satcom)などの、中国全土の消費者がアクセスする際に用いる全てのデバイス、全てのネット環境から有効な回線環境となっております。そのため、華北 地方に向けたサーバー、華南地方に向けたサーバーなどと複数台用意する必要は全くなく、また南北だけではなく、東西に対しても極めて安定しており、ネット ワークスピードの遅延などに起因するクレームはこれまでゼロを誇っております。ですので、ペガサスチャイナサーバーのみで十二分に中国全土に対して極めて 有効に対応することができ、無駄な出費を省くことができます。

また、日本は当然のこととして、香港や台湾、シンガポールといった中国語圏に対しても極めて優れたネットワークスピードを実現しており、日本で制作 されたフルフラッシュのような重たいサイトでも、楽に更新することができます。実際に弊社のお客様から「さすがに早いですね」と言わしめるほどのスピード を誇っております。

CDNサービスでどんな高負荷でも対応可

また、キャンペーンサイトやテレビ取材などで大量のアクセスが見込まれる場合や、全中国から効率よく非常に重たいコンテンツなどを閲覧を実現する必 要がある場合に向けて、弊社では全中国に有効なCDNサービスを低価格でご提供しております。フルフラッシュのような重たいサイトから、更新頻度が高く、 かつ膨大なトラフィックが予想されるサイトに対して極めて有効的に作用し、本年初頭の運用開始後これまで事故率0%を誇っております。従来の中国対応 CDNサービスは中国沿岸部などの一部地域でしかカバーされておられませんでしたが、フル日本語対応の全中国対応CDNサービスは、ペガサスチャイナが他 社に先駆けて展開しており、現在も対応地域を拡大しております。

専門業者である弊社の強み

南北問題やネットスピードの計測だけといった簡単な問題では解決できない中国独自のインターネットの深さは、前身を含めて中国国内でインターネット 事業を7年間営んできた、専門業者である弊社のノウハウとパイプの集大成となっております。弊社では、中国進出、または中国語でのウェブページの開設をお 考えのお客様に、回線やサーバーに関するご質問、ICPなどに関わる法律関連のご質問など、随時無料にて承っております。また、特別な調査や華北地域の ネット事情視察旅行の手配なども別途低価格にて承っておりますので、お気軽にご相談ください。