いつもペガサスIDCをご利用いただきありがとうございます。
最近お問合せをいただく際に、ICPに関するお問合せをよくいただいております。たしかに日本やその他の国ではない概念ですので、分かりにくくなっておりますが、弊社なりに簡単にまとめてみました。
左の図をご覧いただければ分かりやすいかと思いますが、サイトから直接お金を儲けたり、ニュースを配信したりウェブショップを解説するといったような収益を目的としたサイトやコンテンツサイト、掲示板などのサイトはすべて商用ICPとなりますので、これらのサイトを運営するには経営性ICPが必要となります(しかしながら、外資系企業は基本的に申請自体が不可能な状態です)。それら以外のキャンペーンサイトであったり会社サイトや自社商品情報サイトといった、サイト自体で直接利益を挙げないようなサイトであれば、非経営性ICPで運営することができますが、これの申請には中国国内の企業コード番号が必要となっており、現地法人を持たないお客様の場合は申請することができなくなっております。
最近では低価格で現地法人を設立することが可能な中国法人設立サービスなども徐々に出回ってきておりますが、香港などとちがい中国国内では一度現地法人を設立しますと安易に会社を解散したりすることはできません。また、設立よりも解散のほうが多くの金額を必要とします。中国国内に法人を設立後、会社の運用や会社の現地スタッフの手配など、日本で会社を行うこと以上に細かいことに気を配る必要もありますし、現地の法律に疎い状態であったり、気軽な気持ちで中国現地法人を設立すると、のちのち大変面倒なことになりかねません。
そこで、弊社ではこうした状態を少しでも回避できるよう、香港でのホスティングや、足がかりとなるための香港法人設立なども請け負っております。香港では税金面での優遇性もさることながら、弊社では日本〜香港〜中国間の最速回線を使っており、ICPの必要のない中国で、また中国ではECなどは独自に設立できませんが、香港ではそれらが可能なこと、また中国語の検索エンジンのクローラーが頻繁に巡回しているため、中国語検索サイトへの反映が非常にスムーズであることなど、香港のメリットは日本にホスティングしている状態に比べて格段に多くあります。
弊社では、これまでの豊富な経験や多数の大手上場企業様への納入実績などを通して、最速、最短、そして安定を実現し、日本人技術者による安心のフル・サポートをベースに、価格的にも他社様と大いに勝負のできる製品サービスラインアップを充実させております。また、どのようなお客様に対しても最適なソリューションを提供できるよう、ラインアップを常時拡充しております。是非、お気軽にお問合せください。